「うわぁっ、しまった!」今、キラッと光ったよね!?
見晴らしのいい直線道路やスピードを出しやすい道に潜んでいるのが、スピード測定器「オービス」。
楽しくドライブをしていたのに、つい気持ちが高揚してしまってスピードを出し過ぎてしまいました。今は後悔しかありません。。。
オービスに撮られたかもしれないと思っている場合、これから運転免許はどうなるのか?罰金はいくらなのか?免停はいつからなのか?免許取り消しになるのか?など悩みがでてくると思います。
そこで運転再開までの流れを調べたことシェアします。
オービスで撮られてから免停と罰金までの流れ
オービスで撮られてから免停までの流れをご説明していきます。
オービスに撮られたけど通知はいつ来るの?
オービスに撮られてから2週間程度で、警察署から呼び出し状が自宅に届きます。
車のナンバーで持ち主の情報がわかってしまうんですね。
人によっては呼び出し状が1ヵ月くらいかかる人もいるようで、忘れたころに警察から封書が届いてびっくりしたという話も聞きます。
警察署に出頭
呼び出し状を受け取ったら、指定の日時に警察署に出頭します。
この時に実際オービスが撮影した写真を見て本人確認をしたり、当時の状況を聞かれたりといった事情聴取を行います。
オービスが光る・作動するのは一般道で30キロオーバー、高速道路で40キロオーバーがほとんどなので反則金は簡易裁判で決定されます。それ以下の速度は反則金は決められているので裁判所に行かなくていいのですが、オービスの場合行かなくてはいけません。
裁判所に出頭
警察署で事実確認が終わった後、裁判所への呼び出し通知が来て出頭します。
実際に法廷には立ちませんが、略式裁判を行い提示された罰金の支払いを命じられます。
超過スピードによって金額は違いますが、6~7万円が相場のようです。最大で10万円以下の罰金です。
再び警察署に出頭
警察から呼び出し通知が届き、出頭した際に免停となります。
オービスが光ってから実際に免停になるまでは約3ヵ月くらいかかり、その間は普通に運転することができます。
免停になると、運転ができなくなるので免停が実行されるときは運転していかないように気をつけましょう。

再び運転できるようになるまで
免停期間は前歴にもよりますが、前歴がない人では違反点数が6点の場合は30日間、12点の場合は90日間の免停になります。
免停に入るときに免許証の受け取り案内をもらえますので、免許証が交付される日に受け取りに行きましょう。
委任状があれば、代理人の受け取りでも大丈夫です。
免停期間を短縮できる方法とは
トラックやタクシーの運転手、営業で車を運転しなければならない人などは1日でも運転できなくなると死活問題ですよね。
そういう人は、免許停止処分者講習を受けるといいでしょう。講習を受けることで、最短で1日の免停で済ますことができます。
ただ、テストの成績によって免停の短縮期間が決まるので真面目に勉強しておくことをおすすめします。
免停の前歴は消えるのか?
免停期間を終えると、前歴がつきます。前歴がつくと、次に違反を犯したときの罰則が重くなるので十分に注意して運転をしてください。
免停期間を終えてから1年間無事故無違反であれば、前歴はなくなります。
1年で前歴がなくなるとはいえ、免停になってしまったことはしっかりと反省し、二度と前歴を作らないように気をつけましょう。

スピード違反で免許取り消しになるの?
50キロ以上のスピード違反でも免許の加点は最大12点なので、免許取り消しになる15点に満たないので1回のスピード違反では免許取り消しにはなりません。
しかし、1年以内に3点以上の違反をしていて、今回のスピード違反で累計15点以上になれ免許取り消しになります。
また前歴が3回以上あればたった4点、2回あればたった5点、1回あれば10点で1発免許取り消しになります。前歴があれば容易に取り消しになるので要注意です。
まとめ
オービスで撮られたら、免停処分にはなりますがすぐに免許証を失うわけではありません。
免停が実行されるまでは3か月ほどかかると考えておきましょう。
免許停止処分者講習を受けることで免停期間を短縮することもできるので、早く運転を再開させたい人は今から勉強しておくといいでしょう。
これを機に、二度と交通違反を起こさないように心に刻もうと思います。
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