コロナの中いきなり親からの電話が来て
「生活保護を受ける」
と言われました。
あなたはどう思いますか?
親が生活保護を受けていて恥ずかしい。
そう思う人が多いと思います。
決して生活保護が悪い訳ではありません。
しっかりと憲法及び生活保護法で規定された権利です。
生活保護を受ける事は恥ずかしい事では無いのです。
しかし日本の社会は生活保護について理解が乏しく誤解があるなどの理由で蔑むことが少なからずあります。
周りの目を気にするような文化で育ってきた僕たち日本人なので
- 周りに隠し通すべきなのか
- どうやったら親が生活保護を受けなくて済む様になるのか
など悩んでる人も多いでしょう。
生活保護に対するメリット・デメリットから解決法まで書いていきたいと思います。
生活保護のメリット・デメリット
生活保護とは憲法及び生活保護法で規定された権利です。
本来生活保護は、生活に困った時に与えられる
「健康で文化的な最低限の生活が認められる国民の権利」です。
なぜここまで生活保護を受けたら恥ずかしいなどのイメージがあるのでしょう。
- 不正需給
- 働かないためのもの
などの悪いイメージがメディアなどの影響力のある媒体から発信されているからです。
そこでメリット・デメリットを簡単に書きます。
メリット
- 最低限の生活費を受けられる
- 必要なサービスを無料で受けられる
- 税金、保険料、医療費、保育料などの支払いが免除される
デメリット
- 所持できる物が制限される(自動車などの贅沢品を持てなくなる可能性がある)
- 引っ越ししなければならないこともある
- ローンを組めない
- クレジットカードを作れない
- 家族・親族にバレる
- 定期的に担当者が家に来る
最低限の生活ができる分、行動などの制限がありますが悪いことはあまりありません。
親が生活保護を受けていることを隠し通すべきなのか
世間の目があるのでなるべく隠した方がいいでしょう。
悪い事ではありませんが結局のところ周りの目を気にする物です。
原則受給した時には家族、親族には調査が来るので身内にはバレてしまいます。
だがご近所など他人には知らされることはありません。
なので黙っていればバレることはありません。
どうしたら親が生活保護を受けなくて済むのか
生活保護法の考え方では
「実際に扶養等による援助があるならば、そちらを先に使う」
と言う物があります。
自分自身の余裕があり親を養えるならば親は生活保護を受けなくてすみます。
だが親が生活保護を受けていて恥ずかしいからと言って、
余裕もないのに無理に養おうとするのはやめましょう。
自分自身の生活が苦しくなっていく可能性もあります。
なので「出来ること」「出来ないこと」を見極め冷静に対処しましょう!
まとめ
生活保護について少し考え方が変わったのではないでしょうか?
まだ少し偏見がある人などは自分自身が養える様になるまでは隠し通しましょう。
日本国民に与えられた権利ですので恥ずかしいことはないと思いますので、
今一度親と話してみてはいかがでしょうか?
コメント