七回忌は故人が亡くなってから満6年が経ってから行いますが、七回忌は家族や親族だけの小規模で行う場合が多いです。
小規模で行うため、お坊さんに支払うお布施がいくらなのか、その他にも支払いがあるかなど、経験が少ないからこそ悩むものです。
そこで、家族だけで行う七回忌のお布施やその他の出費についてご紹介していきます。
七回忌を家族だけの場合のお布施は?
お布施の相場は、一般的に1万円から5万円と言われています。
しかし、宗派によったり、家族によって金額が異なります。
親族で聞ける人がいたら聞いてみましょう。
また最近ではお坊さんに直接聞く人もいるようです。
お坊さんに渡すのはお布施だけではない
お布施の金額が分かったらそれでおしまい!というわけではありません。
お布施以外にも渡すとされているのが、お車代と御膳料です。
お車代は距離によりますが、遠方からの場合は多めに支払います。
だいたいの相場は5千円から1万円とされています。
そして御膳料ですが、会食費のことです。
お坊さんは会食を辞退される場合が多いです。
辞退された場合は、御膳料として5千円から1万円を渡す場合が多いです。
しかし、これらは宗派によったり、お坊さんによって異なりますので、親族に確認するのが良いと思います。
あくまで一般的な相場です。
参列者に対しては?
参列者に対しても香典のお返しとして引き出物をお渡しする必要があります。
相場は2千円から1万円ほどです。
日用品や食品を渡すことが多いかと思います。
最近は好きなものを選べるカタログギフトを送ることも増えています。
ただ親族だけの七回忌の場合、引き出物を渡さないことがほとんどです。
当日にお茶やお菓子を出すだけの場合もあります。
家族だけであれば、必要がないでしょうし、食事もしない場合も増えています。
特にコロナ禍ではお茶だけ出すということも増えています。状況に応じて臨機応変に対応します。
七回忌は身近な親族しか呼ばない場合が多いのであまり気張らなくても大丈夫なことが多いです。

まとめ
七回忌の機会は人生に何回もあるわけではありません。
そのため、自分が七回忌の施主となった場合に、困ってしまう人は多いです。
広い範囲の親族を呼ぶ場合はなおさらです。
さらに今はコロナ禍で感染拡大防止のため七回忌をしない場合も増えています。
そのため、コロナが収束して七回忌を迎える方はいくらぐらいお布施を納めるのかより困ってしまうと思います。その際は本記事を読んで参考にしてもらえればと思います。
故人を忘れない、ご先祖様があるから私たちがいます。
ご先祖様に子孫を残してくれたことに感謝し、ゆっくりと休んでいただくことを念じて七回忌を行ってください。
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