入院していた身近な人が、無事に退院できると嬉しいものです。
退院を祝して、退院祝いと贈りたい…
さて、退院祝いにのしは必要なんだろうか?どのようにのしを書いたらいいのか悩みますよね。
間違って書いてしまうと、相手に失礼になることもある退院祝いのマナー。
知っていて損はありません。
今回は、退院祝いののしはなしなのか、どのように書いたらいいのかといったマナーをご紹介していきます。
退院祝いののしはなしでいいの?
退院祝いを贈るときは、基本的にのしは付けます。
のしといっても、こののしは正しくは「のし紙(掛け紙)」のこと。贈り物に巻かれているあの、白い紙のことです。
のしにはもう1つ意味があって、のし紙の右上にマークがあるのをご存知でしょうか?
そのマークのこと「のし」と言います。そして、そののしは退院祝いには必要ありません。
なので、退院祝いはのし紙は付けるけれどのしなしのものを選ぶといいでしょう。
退院祝いののしの書き方とは
退院祝いののしの書き方とは、表書きに「祝御退院」と書きます。下には自分の名前を書きますよね。
退院祝いは、「祝御退院」の他にも、全快を願う「祈御全快」と書いてもいいようです。
のし紙は先ほどもご説明しましたが、のしなしのものを選び、水引は結びきりにするのがマナーです。
結びきりには、「二度と同じことが起きないように」という意味が込められていますの、これを間違えるとせっかく退院を喜んで贈ったのに、相手に対して失礼になってしまいます。
あまり気にしない人もいるかも知れませんが、これはマナーとしてきちんと覚えておきましょう。
退院祝いはいつ贈ればいいの?
退院祝いを贈る時期ですが、基本的には退院後1ヵ月以内に渡したほうがいいと言われています。
家が近い人なら、訪問した際に渡せばいいですね。
また、遠方でなかなか会えないような人なら、退院後1か月以内に宅配便で退院祝いを贈るといいでしょう。
退院後1か月以内には訪問できないけれど、もしどこかで訪問する予定があるならわざわざ宅配便で贈らなくても、訪問した際に手渡しできれば大丈夫です。
1か月というのは目安なだけで、絶対ではないのでそこは臨機応変に対応してください。
まとめ
退院祝いののしはなしなのか、どのように書いたらいいのかといったマナーをご紹介してきました。
退院祝いをするときは、のし紙は付けますがのしなしの結びきりを選びましょう。
最近ではあまりマナーも重視されなくはなってきましたが、知っておけば役に立ちますよ。
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