火を見ているとなんだか落ち着く、という人は多いですよね。キャンプ場で焚火がしたいけどキャンプ場が遠かったり、予約が取れないなどの事情もありますし、理想は家の中に暖炉があって本物の火のぬくもりで家を温めるなんて現実ではなかなか叶えられません。そこでせめて庭で焚火をしたい!と思うことがありますが、実際に庭で焚火をしても大丈夫なのか疑問ですよね。そこで庭で焚火をしてもいいのか、注意点はあるのかを説明していきます。
庭で焚き火をしてのいいの?
庭で焚火をすることはおすすめはしません。理由はいくつかありますが、一番は火事のリスクがあるからです。火事は命や大切なものを燃やし尽くし、ご近所まで迷惑をかける大事故に発展する場合も大いにあり得るからです。
でも複数の注意と配慮をすればしていけないことはないです。ただいろいろなリスクがあることを理解してください。
庭で焚き火をするリスク
庭で焚火をするリスクを紹介していきます。
火事
火を使うので厳重に火の処理をしなければいけませんし、焚火をする際に燃えやすものを近くに置いてはいけません。また焚火の最中に焚火から目を離すことも避けなければいけません。万が一火事になれば逮捕される可能性もあります。
通報される
焚火をすると煙が出ます。この煙を見て焚火をしていると知らない人は消防や警察に通報するということがあります。適切な方法で焚火をしていても通報されれば、消防や警察が事情を確認しに来ます。
近所迷惑
焚火をする際にはご近所さんへの配慮が必要です。煙の匂いが洗濯物についてしまったり、火事になるのではないかと冷や冷やしてしまう人もいます。ご近所さんに許可が取れるぐらい仲を深めておくと安心でしょう。
これらのリスクがあるので、よく考えて配慮した上で庭で焚火を楽しむようにしましょう。
庭で焚き火をするには
リスクや配慮をクリアして庭で焚火をするには、まず焚火台を用意しましょう。焚火台は煙の軽減や後処理を楽にしてくれます。また地べたで焚火をするよりも火事のリスク、煙による通報や匂いのリスクを減らすことができます。焚火台は焚火シートでも代用可能です。焚火シートの上で焚火をすれば、地面や芝生が焦げる心配が少なくなります。そして焚火を楽しんだら火の処理はしっかり行いましょう。事後処理が甘いと火事のリスクが本当に高くなります。
焚火でご近所さんへの配慮として

焚火で焼き芋を焼いて焼いた焼き芋をご近所さんに配ると印象は良くなります。焼き芋をしていると知ればご近所さんに安心感を与えられますし、焼き芋を配られると嬉しいと思っていただける場合が多いです。その他にもローストビーフなど高度な技が必要になりますが、ご近所さんに配れるものも焼くと喜ばれるし安心感を与えられます。
まとめ
基本的に庭で焚火をすることはおすすめできませんが、コロナ禍は屋外であれば感染のリスクが下げられるとのことでキャンプ場は大人気です。そのためキャンプ場の予約がなかなか取れない状況でもあります。庭があれば庭で焚火をして少しでもアウトドア気分を楽しみたいという場合は、火事などのリスクがあると理解した上で、ご近所さんへの配慮も忘れず庭の焚火を楽しんでくださいね。