気づくとたまっている埃。
部屋の隅や階段、棚の上の小物の間・・・等々
陽の光がそそぐと、チラチラと舞っているのがよく見えます。
こんなに空気中に舞っているんだ・・・と思わず息を止めてしまったことって
ありますよね。
埃一つない、鼻がむずむずしない、そんな部屋をキープしたい。
埃がたまりやすい家ってどのような家なのでしょうか?
たまりやすくなる原因を知り、たまりにくくしたいものですね。
埃がたまりやすい家の特長は?
①布製品の多い家
埃のもとになるのはほとんどが布製品の繊維です。
カーペット、カーテン、ぬいぐるみ、衣類、布団等々・・・
そこから出る綿埃に、髪の毛や土、食べこぼしのカス、皮膚のかけら、花粉等がくっつい て埃となっています。
②換気をしない家
埃は軽くて空中に舞いやすい、静電気に付着しやすい、風通しの悪いところにたまる、 と いう特徴があります。
ですから、特に埃が舞い上がりやすい掃除の際には、窓や扉を2方向開けて、風が通りや すくして、埃を外に逃がすようにすると効果的です。
③棚等に物をたくさん並べている家
埃は空気の流れに合わせて舞い上がって落ちますが、物に付着しやすいので、物が多い とそれだけ埃が付きやすくなります。また、物が多いと棚も掃除しにくいので、
ついついほったらかしになりがちです。
このような家に埃がたまりやすいのです。
皆さんの家はどうですか?
埃が及ぼす身体への影響は?
埃1gには、約2000~3000匹のダニが潜んでいるといわれています。
そして、約3万個のカビの胞子、約800万個の細菌が含まれています。
これらは、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎等のアレルギー反応を起こし、悪化すると肺炎になってしまうこともあります。
空気中に舞うたくさんの埃・・・吸い込んでいると思うとこわいですね。
埃がたまりやすい家の効果的な掃除方法は?
舞い上がった埃は、床や棚に落ちるまでに、5~10時間かかります。
よって、舞い上がらないタイミングで掃除します。
それは、起きてすぐ、帰宅後すぐです。
加えて、舞い上がらない掃除の仕方が大切です。
ハンディーモップ、フローリングワイパー等で埃をからみとってから、最後に掃除機をかけます。
いきなり掃除機はNGです。
掃除用具も適したものを使用した方が効果的です。
粒子が大きい食べカス、ゴミ、畳やカーペットの上等は掃除機。
空中を舞っている埃、粒子の小さなウイルス、煙草の煙等は空気清浄機。
フローリング、棚等は吸着加工のモップ。
少しでも舞い上がりを防いで、効果的に掃除したいものですね。
まとめ
埃がたまりやすい家はどのような家なのかご紹介しました。
参考にしていただくと、埃がたまりにくい家になるのではないでしょうか。
掃除をしてもすぐにたまってしまう埃ですが、特徴を知ることで
能率的に掃除ができて、綺麗な部屋を維持できます。
鼻がむずむずしない、爽やかな部屋を手に入れましょう。
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