クリスチャンコールマンは陸上界の新星!Wiki・成績・タイムまとめ
- 2017.06.30
- 魅了するイケメンアスリート

2017年8月4日から開幕する世界陸上ロンドン大会は世界最速の男、ウサイン・ボルト選手のラストラン。世界を驚かせた異次元の走りは有終の美を飾ることはできるのでしょうか?
そう簡単に勝たせるわけにはいかない!と立ちはだかるのは陸上界の超新星、クリスチャン・コールマン選手。
彼がウサイン・ボルトの最大のライバルと言われる理由は?
クリスチャン・コールマン選手選手のWikipedia風プロフィール
【名前】Christian Coleman
【生年月日】1996年3月6日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】175㎝
【体重】71㎏
【出身校】テネシー大学
【主な戦績】
2017年 | 全米室内選手権 | 60m優勝 | 200m優勝 |
2017年 | 全米大学選手権 | 100m優勝 | 200m優勝 |
【シーズンベスト】
100m | 200m | |
2014年 | 10秒30 | |
2015年 | 10秒18 | 20秒61 |
2016年 | 9秒95 | 20秒26 |
ここ数年でタイムを一気に伸ばしてきていることからも選手として成熟しつつあるクリスチャン・コールマン選手。彼が陸上関係者を驚かせたのはオレゴン州ユージンで2017年6月に開催された全米大学選手権。
男子100mで優勝した彼のタイムは10秒04。このタイム自体はそれほど驚くものではありません。向かい風2.1mの条件だったこともあって記録はそこまで伸びませんでした。
世界を衝撃させたのは決勝の2日前の予選。
……。
………。
「On your mark!」スターティングブロックにゆっくりと両脚をセットするコールマン選手。
「Set!」そして、一瞬の静寂を破るスタートの合図。
スタートからグングンと加速するコールマン選手。一歩一歩が地面を捉えて身体を前に押し出します。見ているほうも息を止めてしまうほど美しい走りから目が離せません。
ゴールテープを切った瞬間。押し寄せる歓声。タイムは世界歴代4位に相当する9秒82をマークしていました!
ウサイン・ボルト選手が持つ世界最速記録(2009年の世界陸上北京でマークした9秒58 )には及ばないものの今季最速記録を叩き出して、世界陸上での最大のライバルとして注目を集めるに至ったわけです!
【驚異の10歩】小柄な身体を最大限に生かした走りで世界最速へ!
クリスチャン・コールマン選手が2016年のリオ五輪の男子400mリレーのメンバーだったということを知っている人は少ないと思います。もしも知っていたあなたはかなりの陸上マニア!
体型は175㎝、71㎏と日本の桐生祥秀選手(175㎝、68㎏)と変わりません。いったい、彼の身体のどこに100mを9秒82で走り切るエンジンが搭載されているのでしょうか?
その秘密はハムストリングスと呼ばれる太ももの裏側にある筋肉と太ももを上げるときに必要となる大腰筋。
100mのタイムを伸ばすためにはストライド(1歩の距離)×ピッチ(脚の回転数)が重要。極端な話をすればストライドを伸ばして、ピッチを速くすればタイムは縮まるということ。
ちなみにウサイン・ボルト選手の100mをたった41歩で走り切り、最高スピード時のストライドは2m75㎝!これは毎秒4.5歩進んでいることになります!時速にすると約44㎞にもなるんです。
クリスチャン・コールマン選手は小柄なためストライドはウサイン・ボルト選手よりも劣りますが、ピッチの速さが尋常ではありません!スタートからの10歩は間違いなく世界最速!これは間違いないでしょう!
スタートからトップスピードまでの速さを武器にするコールマン選手が勝つかか、それともトップスピードからゴールまでの伸びを武器とするボルト選手が勝つか?ウサイン・ボルト選手のラストランと相まって決して見逃すことはできないですね!
【動画】NFLスカウトも熱視線を送るスタートダッシュ!
クリスチャン・コールマン選手の驚異のスタートダッシュを撮影した動画が「速すぎてヤバい!ヤバすぎる!!」と話題。
動画はアメリカンフットボールのプロリーグ・NFLのドラフト直前に行われる新人選手を対象にした体力テストの種目の中の脚力と瞬発力の目安となる40ヤード走(約36m)を撮影。
この種目で歴代最速の4秒22をマークした選手は2017年のドラフトで4年で1710万ドル(18億8000万円)の契約を勝ち取ったんですが……。
コールマン選手がマークした記録はNFL記録よりも0秒10速い、4秒12でクリア(笑)。もしも彼がアメフトの選手だったなら?世界最高の選手になっていたかもしれません!
クリスチャン・コールマンがスタンディングスタート40ヤードでNFLのテスト史上1位の4秒12。
「自分が陸上していたらボルトよりも速い」というアメフト選手がアメリカにもたまにいますが、そういう選手を黙らせるパフォーマンス。 https://t.co/dMw8sdnxOY
— Ayako Oikawa (@AyakoOikawa) 2017年5月2日
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