女子プロゴルファー森田理香子。元賞金女王。現在、下部のステップアップで狙う再起の”時”。レギュラーツアーでないにもかかわらず彼女の存在が下部ツアーを盛り上げる起爆剤になっています。
「天才」と呼ばれた2013年の賞金女王が不調に陥った”本当の理由”とは?
2014年に交際を公表したトレーナーの安福一貴さんとの現在や結婚の噂などWikipediaだけでは知ることのできない素顔に迫ってみたいと思います!
森田理香子選手のWikipedia風プロフィール
【名前】もりた りかこ
【生年月日】1990年1月8日
【出身地】京都府京都市
【身長】164㎝
【体重】57㎏
【血液型】AB型
【得意クラブ】ウェッジ
【平均飛距離】260~270ヤード
【ベストスコア】65(Stellenbosch GC)
【出身校】京都学園高等学校
【プロテスト合格日】2008年7月31日(80期生)
【所属】リコー
【契約】
クラブ:プロギア
ウェア:アンパスィ
【恋の病?】交際相手の安福一貴さんとの現在は?
森田理香子選手の不調の理由で一番に挙げられるのが2014年に半同棲が発覚した彼氏の存在。相手の男性は14歳年上のスポーツトレーナー・安福一貴さん。
多くのプロ野球選手のパーソナルトレーナーとして活躍中。4年連続でパ・リーグ盗塁王を獲得した西武ライオンズ・片岡易之(現:巨人)を指導していたことで業界内でも厚い信頼を得ています。
2014年2月から交際がスタートして、メディアへは
「ゴルフしかない私ですが、恋愛もさせてもらっています」「聞かれなかったから言わへんかっただけで……(結婚は)まだまだ考えてませんけど、すごく楽しいです」
ただ、彼氏の存在が明らかになってからツアーでの勝利がないのでファンやメディアから「男に惚れて練習不足だ!」と言われても仕方がない状況が続いているんです。
これは結果を求められるプロの世界だからでしょうね。ただ、批判でも話題になっているうちが花。
【真実】森田理香子選手が不調に陥った本当の理由!
森田理香子選手の不調が「彼氏のせいだ!恋わずらいだ!」というのは非科学的。本当の原因は「イップス」にあるんです。専門用語なので聞きなれない言葉ですよね。
このイップスって実はものすごくやっかい。例えば、人前でスピーチをするときに緊張で足が震えたり、声が震えて出せなかったりって経験がありませんか?
アスリートにとって過去の失敗体験(トラウマ)や極度の緊張状態において体が硬直してしまう現象で、イップスによって引退を余儀なくされた選手もいるほど。
彼女の場合はアプローチ(グリーンに球を近づけるショット)を打つときにイップスの症状が出て思うようなショットにならなかったと言います。
このイップスって、言うなら「心と脳」が原因のため症状に向き合うことが克服への第一歩なんですが……森田理香子選手の場合、”賞金女王のプライド”がイップスを認めたくなかったんです。
「賞金女王になった自分がイップスになっていることが、もし世間に知れ渡ったらどうしようって、内心どこかで怖がっていました。そのことを考えると、すごくしんどかった」
今は「自分がどういう状況にあるか」を口にすることが出来るようになった=自分の弱点をさらけ出せるようになったことで精神的に楽になったみたいですよ。
【復活】下部ツアーから這い上がる”元”賞金女王!
ファンの誰もが「強かった森田理香子をもう一度見たい!」と思っているはず。
2017年シーズンは国内女子の下部ツアー・ステップアップツアーに出場するかどうか悩んでいましたが、実戦での勘を磨くために参戦を決定しました。
以前のように”賞金女王のプライド”を気にしていれば参戦はなかったかもしれませんが、今は下部ツアーから這い上がるチャレンジャー。
2017年からステップアップツアーは賞金ランキング制度を導入。1位にはレギュラーツアーへの参戦権など「年間を通して活躍した選手がレギュラーツアーで戦えるよう」に変更になったことも彼女の参戦を後押ししたのかもしれないですね。
2020年の東京五輪の日本代表を視野に入れるなら”今”、挫折を味わえて良かった。だって、そのほうがギラギラした闘争心が燃えてくるでしょう?
コメント
ゴルフは本当に難しいスポーツ。人生の縮図問と言われる。
結果を求められるプロなら結果を出してなんぼ。
調子のいいときには気づかない少しずつのズレが気がついた時には中々取り返せない不調に。
何事も回復に特効薬はない。唯黙々と努力して自分を取り戻すしか方法はないと思う。最近の森田選手を見ていると全盛期の夢が忘れられず強引に攻めすぎて墓穴を掘っているように見えてならない。
初心に帰り一から慎重にプレーを組み立てスコアを作って欲しい。